蒼薔薇の書斎

WT2シルバーレイン、WT3エンドブレイカーの日記のお部屋です。

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雪花(きら)の頃。

一面の白に覆われた鍛錬所の庭に、一人の人物が佇んでいた。


日に透けてしまいそうな淡い琥珀色の大きな瞳。同色の髪は短くぷっつりと切りそろえられ、骨ばった肉付きの薄い体と共に、酷く中性的な雰囲気を醸し出す。
顔立ちはまだ幼いものを残していたが、木刀を握る手はしっかりと固く、お世辞にも綺麗とは言いがたい。
吐く息も、寒さに凍えた肌も、襟を正した着物と袴も、景色に溶け込みそうなほど白く、ただ、雪に落ちた寒椿の花だけが、ポトリと血のように赤かった。

(綺麗だな)

その少年とも見える人物は、それをぼんやりと眺めていた。


彼が暮らす星宮という家は、少々変わった生業を持っていた。
血筋や家柄は全く関係無しに、常に能力の高い子供をどこぞから集め、彼らを育て、力を鍛え上げる。
外国の血が混じっていることも、多々あった。

彼らはやがて重要な地位にある人物の傍に、形代(かたしろ)として送り込まれる。
その人材育成の場として、星宮は影ながら高い評価を得て来たのだ。

自分がお仕えする、ただ一人の主のために……子供たちは、まだ見ぬ主人の役に立つことを願い、自分の能力を高めて行く。

けれど、その少年……星宮白護の場合は少し違った。
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