蒼薔薇の書斎

WT2シルバーレイン、WT3エンドブレイカーの日記のお部屋です。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

遥か。(テディ)

僕と姉のブランシェが生まれたのは、遠い遠い異国の、海辺にある古城の中だった。

一族が所有する中でも最も歴史ありと言われる、厳しい石造りの城で、とても近代的な意味での快適さとは無縁だったが、高く美しい尖塔や、細長いステンドグラスや、シャンデリアが吊るされた大きなホールを備えており、どこか優美な印象を持っている。
片側の窓からは海が見下ろせるが、切り立った斜面となっているため昔は要塞としても使用されたらしい。

同じ敷地内には、夏を過ごすためのサマーハウスがあり、こちらからは優しく波を受ける浜辺へと降りる道がある。
城よりはだいぶこじんまりとした、小さな屋敷で、壁には一面に薔薇の蔦が這い、周囲もローズガーデンとなっているので、夏場はとても美しい。
姉のブランシェは、この屋敷をとても好んでいて「住み心地もお城よりずっといいわ」と言っているが、確かに僕もそうだと思う。
けれど、やはり城には城の慕わしさがあり、僕が故郷として最初に思い浮かべるのは…そして時々無性に懐かしくなり、写真をこっそり取り出して眺めるのは、古い城の方だった。


その城に、ある日父が一人の子供を連れ帰った。
身寄りの全くいない貧しい孤児で、骨と皮ばかりの貧相な少女だった、とは母の談である。
親族達はみな一様に眉を顰めたが、いつもの暇つぶしだろう、どうせすぐ飽きる、と決め付けた。
しかし、父はまるで本当の後見人でもあるかのように少女を養い、成長してからは度々社交場に連れ歩くようになった。

彼女と、僕達が出会うのは、暫く後の話。












仕事をしながら、つらつらと設定を考えていました。
お城が断崖絶壁に建っているのは、絵師さまのイラストのイメージです(笑)スコットランドのカリーン城のような感じかしら。
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近の記事

最近のトラックバック

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

右サイドメニュー

始めに。


このブログは、主に【シルバーレイン】
【エンドブレイカー!】
のプレイ日記です。
山吹花のサイトはこちら。
銀の雨の館
お勧め!

リンク



利用させて頂いています♪

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。