蒼薔薇の書斎

WT2シルバーレイン、WT3エンドブレイカーの日記のお部屋です。

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続き。(雪羽)

屋敷では、雪羽は腫れ物のように扱われていたから、本家のお祖父さまの戒めを破ってまで彼女に会いに来てくれるのは、白護だけだった。

「白護は、私のことが好き…?」
そう聞くと、一つ年下の血の繋がりがない従姉妹は寝台に頬杖を付いたまま、好きだよ、と笑った。
「そう………」
けれどもきっと、白護も自分の真実の姿を知ったら、嫌いになるのだろう、と雪羽は俯く。
自分を隠してでも、自分を好きでいて欲しい、という気持ち。それは…

「私って、偽善者ですよね…」
お祖父さまに、時々投げつけられる言葉を、繰り返すように呟いた。

「…いいんじゃない?」
僕は、お母さんがいないからよく知らないけどね、と彼女は前置きをする。
「母親は子供を、最初自分の分身として可愛がるそうだよ。つまり、歪んだナルシズムにすぎないよね。
神聖だと言われている母子の愛だってそうなんだ。この世で、完全に綺麗なものなんてありはしない。
最初に感情があって…説明は後から付いて来る。それが結果的に、偽善であろうと、本当の善意であろうと、なにも感じないよりはずっとマシなんじゃないかな?」

雪羽は微笑んで、白護は人を慰めるのが上手いな、と思った。


















背後、風邪の菌に連敗中です…。
今度は喉に来ました。もう、勘弁して欲しい…。
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