蒼薔薇の書斎

WT2シルバーレイン、WT3エンドブレイカーの日記のお部屋です。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

続き。(雪羽)

雪羽がこの陰鬱な屋敷に連れてこられたのは、ほんの子供の時だったから、全てが厭で仕方なかった。

優しい両親を失ったのも辛かったし、自分を守ってくれていた兄がいなくなるのも哀しかった。誰も親身になってくれる人や、可愛がってくれる人のいない、無口な他人ばかりの世界だった。
それだって、寒さに凍えたり、飢えたりするよりはずっといいんだろう。そうは思ったが、雪羽の瞳は毎日沈みきっていた。鉄格子の嵌った窓の先に目をやると、灰色の空が小さな胸を締め付けた。

それでも、雪羽は人生を愛していた。愛さずにいられるなら、どんなに良かっただろう。
小さい頃から、熱心なクリスチャンだった彼女が、来世の救済を信じ、天国での幸せを神に祈っていられたら。
だけど、彼女はいつか扉が開かれて、大好きな人たちに出会えることを夢見ずにはいられなかった。
だから、少しでも優しくあろうとした。
それが、エゴや欺瞞だとしても。
この世界が、綺麗なものじゃなくても、誰かを好きになるだけの資格を失いたくなかった。

いくら、『偽善者』と嘲笑われても。
















自分も世界も綺麗ではないと判っていても、綺麗であろうとする。
それが、雪羽のキーワードです。
綺麗じゃなくてそれでいいじゃないか、と言うのが白護。
そもそも、綺麗だとか汚いだとかで計らないのがアキシロ、かな。
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

最近の記事

最近のトラックバック

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

右サイドメニュー

始めに。


このブログは、主に【シルバーレイン】
【エンドブレイカー!】
のプレイ日記です。
山吹花のサイトはこちら。
銀の雨の館
お勧め!

リンク



利用させて頂いています♪

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。